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医療関係者のみなさま

ニコチンの血中濃度は、個体差(個人差)が大きいのですか?

ニコチン血中濃度の個体差は大きく、人によっては約2倍高い濃度を示します。ニコチンは肝臓で主に代謝され、主な代謝酵素はCYP2A6であることがわかっています。
日本人ではこの代謝酵素活性の低い方が約10人に1人位の割合で存在し、ニコチン血中濃度の個体差が大きいひとつの要因となっています。
代謝酵素活性の低い方がニコチンパッチを貼付した場合、ニコチンが過量となる可能性がありますので、添付文書の「相談すること」の3.「(2)過量摂取になると起こる症状」があらわれた場合は、直ちに本剤をはがし、石鹸等を使用せずに、皮ふ表面を水で洗い乾燥させ、医師又は薬剤師に相談するように指導してください。
なお、ご本人が代謝酵素活性が低いのかは自己判断できませんが、活性が低いからといって過量摂取になると起こる症状が必ずあらわれるわけではありません。また、ニコチンパッチは、喫煙した時のニコチン血中濃度に基づき、一定の血中ニコチン濃度を維持するように設計されています。ただし、もともとの喫煙本数が少ない方やタバコをふかすように吸う方の場合には、喫煙時の体内へのニコチン吸収量が低いため、ニコチネル パッチから供給されるニコチン量が喫煙時よりも多くなり、喫煙時のニコチン濃度を超える可能性もあります。

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